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社長の一言

便利だけど豊かでない国 日本

戦後、日本は驚異的な発展を遂げてきたと言われている。
戦後だいぶ経ってからの生まれなので確定はできないが、そうだろうと想定しても誰も異論がない事であろう。
戦前、戦後と、電化製品はおろか、食べるものもない時代から、こんなに物が溢れる時代に突入している。
いろいろな先達たちが必死に努力して来ていただいたお陰である。
バランスとは難しいもので、地球上には今日食べる物にも困る人が大勢いて、餓死者までいる中で、この国には物、食があり余り、太り過ぎる、高コレステロールなどの病気が蔓延するにまで至っている。

昔の人と比較すれば絶対に我々現代人が“幸福”であると思う。また現代人に戦後に戻る?と尋ねても百人中、百人が現代を選択するはずだろう。
なのに年々増加する自殺者?視聴率が取れるかもしれないが、不平不満のオンパレードのTV.新幹線が半日遅れると鬼の首を取ったかのような大騒ぎ。自分の生活と全く関係ない芸能人の必死の粗探し。
まあこれも自覚していない“幸福感”なのかな?

先日オーストラリアの友人が遊びに来て、家のトイレを使ってウォシュレットに大笑いしていた。彼が言うには、これは凄いけど、本当に必要なのか?・・・・答え 分からないけど大半の日本人には必要!
 また彼がいうには、新潟から東京に荷物を送ると、明日の何時指定で荷物が着くなんて自分の国では、ありえない。・・・・答え ふーん。
自分の周りを見てもないものが無い。自動車も高級車を多くの人が乗っている、もう五、六百万の自動車では子供も振り向かない。
商売柄笑われるかもしれないけど、最近はレクサスも車種が増えて区別がつかない。うちの奥さんにあれは高いレクサス?なんて聞いてしまう。
携帯、大型TV、大型冷蔵庫、エアコン、3DTV。優越感を競い合うには、ヘリコプターでも買うしかないのだろうか?
優越感を競い合って“不幸”に陥って行った人を大勢見てきたが・・・・。

雑誌を読んでいると、“スマートフォン”は違約金を払っても、今後新型が出てきた場合速度や使い勝手を考えると乗り換えた方がお得です“と書いてある。
2,3年前から今の携帯を“スマートフォン”にしようかと悩み続け今日に至っている年寄りにはちょっと理解できない。
ビジネスにバリバリ使うならいざ知らず、少々ネットを見たり、ゲームをしたりするのに何万円も払い、また月々お金を支払う。
持ち運びできるゲームセンターみたいだな、と息子に話しても耳は貸してもらえない。

いつまでも日本はこの方向を突き進んで行くのだろうか?
誰が考えても頂点は過ぎている。
映像が飛び出してくるテレビを見るより、自然に触れたり、動物園に行って生きてるライオンを一回見てきたりする方がずっと子供の記憶に残ると思う。
ある程度の便利が過ぎると何もしない、動かない、もっと過ぎると、わずらわしいから人と触れない、話さない。家族とも話さない。・・・・・・・邪魔になる。
そんな構図ができているのかもしれない。

遠い昔に聞いたことば “貧幸“ 貧しいけれど幸せ。できれば豊かで幸せ。
そういう事を目指す大人が出現しなければならない。
儲かれば何でもいい、合法であればなんでもいい。そんな時代はとうに終わっている。
現代の生活を否定するつもりはない。けどどう見ても今の日本人は便利と幸せを履き違えているのは、冷静に考えればみんな気がついているはず。
大人達は自立しなければならない。
もっと考えよう、もっと動こう、もっと人と触れよう、もっと自然と触れよう、知らない処に行って見よう。

もうこれ以上、日本を住みにくい国にするのは止めたい!
お互い様という素晴らしい言葉がある。少しずつ気を使い合おう。
携帯やPCにいつも視線を落とさず人を見よう!人の言葉を聞こう、家族と話そう、家族におみやげを買って行こう!
ありがとうって言おうと今年も口うるさく言っていこう!

2011年 初春

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